専門教育とは <短期大学・准看護師・専門職業人>
一般教育や普通教育に対し、特定の高度な知的および技術的な専門職業の準備を行う教育。後期中等教育(わが国の高等学校)および高等教育(旧制専門学校、短期大学、大学および大学院)段階における一般教育と対比される職業教育および専門教育を総称する。英米ではプロフェッショナル・エデュケーションprofessional education。広義には、将来の職業生活に必要な特別な教育課程を編成し、一般教育を含み、その基礎のうえに専門分化した高度な職業教育を総合する教育課程をさす。狭義には、聖職者、弁護士、医者、教師、技術家、著作家、研究者、芸術家等の専門職業人professionalsの養成を目ざし、その免許や資格証を与える専門職業教育をさす。この意味では、手工芸、手職および低いレベルの技術、家政、商業等の実業教育や職業教育vocational educationと区別される。欧米では、専門教育の基準は、本質的には社会奉仕の理念で貫かれ、体系的な知識や技能に基づき、長期の学問的および実践的な訓練を要求し、高度な自治や倫理綱領を有し、また職能的な成長を促進することにある。近年、科学技術の発達に伴い、専門分化や細分化が進み、分野ごとに専門職自身のヒエラルキーの出現とともに、専門教育の階層化が生じている。専門職業人の補助の訓練を受けた技師、准看護師、代用教員、助手などの准専門職業人para-professionalsの教育と、将来一人前の職業人になる専門教育の一課程としての半専門職業人semi-professionalsの教育(短期大学)がある。
update:2009年11月18日